1日に必要な驚きの水分摂取量

 私たちが生きていくうえで必ず必要な水分。成人男性であれば体重の約60%が水分であり、体のたった数%の水分がなくなるだけで脱水症状がみられるようになることなどからも水分がいかに必要かということがわかると思います。

そんな水分ですが、1日に必要な水分摂取量がどのくらいかご存じでしょうか?今回は1日に必要な水分摂取量がどれくらいかということについて紹介します。

一律で〇リットルというのは間違い?

 いくつかの記事で「1日1.5リットル」や「1日2リットル」というものを見ました。これは、おそらく平均を取ったものだと思うので、全く違うとは言えないのですが、それでも、個人差によるものは大きいです。体重、気候、運動量など、様々な要因が含まれています。ですので、これはあまり参考になる水分量ではないのかなというのが正直なところです。

では、1日の目安はどう決めればいいのか?

 各個人に適した水分量を示した記事がないか探してみたところ、https://healthandlovepage.com/much-water-drink-weight/にて発見しました。ちなみにこれは英語の記事なので、体重や水分量の表記がポンド(lbs)やオンス(oz)になっています。これをkg、Lに直すと以下のようになりました。

  • 約45kgの人→約2L
  • 約54kgの人→約2.36L
  • 約63.5kgの人→約2.78L
  • 約72.5kgの人→約3.16L
  • 約81キロの人→約3.58L
  • 約90kgの人→約3.96L
  • 約100kgの人→約4.3L
  • 以下略

いかがでしょうか?おそらく多いと感じた方のほうが多いかと思います。意識して飲もうと思ってもなかなか簡単に飲める量ではないですよね。また、この水分量に関しては「普通の」生活をしている人でこの量ですので、例えば夏の暑い季節であったり、あなたが運動しているのであれば、上記の表にある水分量+αがひつようということになります。

注意点

 ここまでの記事を読んで「早速水分をたくさん摂ろう!」と思っている方にいくつか注意点があります。

 まず第一に、これに関してはなんでもそうですが、これまであまり水分を取っていなかった人が急に大量の水分を取ると、体に負担がかかりますので、少しずつ増やしていくようにしましょう。短時間で大量の水分を摂取すると水中毒になる可能性もありますので、少しずつ量を増やすことと、こまめな水分補給を意識しましょう。

 次に、水を飲むときには水単体ではなく、天然塩も入れて飲みましょう。https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/heat-disorders/replenish/

 こちらの記事に詳しいことは書いてありますが、簡単に言うと、

「人間の体を巡る血液は食塩水と同じくらいのものが流れているから、水を単体で摂取しても意味ないどころか逆効果だよ!」

ということです。ですので、水を飲むときは水分量に対し、0.1~0.2%の天然水を入れるようにしましょう。(例えば2Lの水に対し、天然水は2~4g)

まとめ

 いかがだったでしょうか?普段意識して水分補給をしていない人のほとんどが必要摂取量に驚いたのではないかと思います。ご自身の体に負担をかけないよう、少しずつ水分摂取量を増やせるようにしていきましょう!

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